東京・田園調布 お菓子教室・フランス料理教室・テーブルコーディネート教室 村松操 主宰/サロン・ド・トレミニョン テクニック・マナー・インテリジェンス

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Conceptコンセプト

伝統は「基本」の宝庫
先人たちの知恵が集まった
上達のための道しるべ

伝統から学ぶ「驚きと感動 トレミニョン」

茶道のお点前に「かがみびしゃく」というものがあります。
入門したての頃は、手順を覚え、まず「型」から入るお稽古を続けます。そうしているうちに、「型」が単なる作法ではなく、その「型」には千利休の意図(お茶人としてのあり方や茶の湯の世界観など)が存在していることに気づき始めます。型が単なる型ではないことに目覚める瞬間です。

私がフランス・ヨーロッパの「伝統」にこだわり続けているのは、「伝統=基本の型」だと考えているからです。

伝統は、時代を超えて繋がり続けている先人たちの創意工夫が詰まった「知恵の宝庫」です。今では当たり前なこと(例えば絵画の遠近法)も、挑戦と試行錯誤の末に見出したその時代の新しい産物でした。フレンチで調理法に合わせて1ミリ単位でお野菜のカッティングを変える工夫も、歴代のシェフたちが美味しさを追求してくれた努力の賜物です。テーブルコーディネートと呼ばれているものが、ヨーロッパの宮廷文化の中で、とりわけベルサイユ宮殿で、国王や王妃、貴族たちによって育まれてきたことは歴史が語っています。

伝統は知恵の結晶のようなもの。たくさんの人間が関わって積み重ねてきた歴史の重みと、誕生にまつわる秘話をともなった魅力的なもの。自然淘汰をまぬかれ、時代を超えて受け継がれ「伝統」として生き残るにはそれなりの根拠があるからで、伝統=基本の型は「創造力の源泉」であると考える人たちによって、大切にされ愛されてきたのでしょう。

伝統の「基本の型」は学ぶ者の経験値を高めてくれます。今までしてきたことを振り返る「自分を映し出す鏡」の役割を果たし「気づき」をもたらしてくれます。「基本の型」を学ぶことは、無意識にしてきたことからの卒業。真の実力をつけ、人生のステージを今いるところからワンステップ豊かになっていくための方法です。

私は幼い頃から縁のある「フランス」を選択し、フランスを専門とするお菓子教室・お料理教室・テーブルコーディネート教室を主宰しています。が、小さく流れるすべての川がやがてひとつの海へとまとまっていくように、フランスから学ぶ「基本の型」レッスンは、ジャンルを超え、文化の差を超えて、あらゆるお菓子・料理・食卓のしつらえに役立つものと思っています。茶道・華道・武士道が本筋として根っこの部分で繋がっているようにです。

伝統の「型」からインスピレーションを!

上記の内容を現実のものとしていくために、完全会員制レッスンというまだ日本では珍しい教室スタイルをとっています。
伝統の中で生きる醍醐味を伝える教室が「サロン・ド・トレミニョン」です。
お目にかかれます日を、楽しみにお待ちしております。

東京田園調布
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サロン・ド・トレミニョン

主宰 村松 操 (Muramatsu misao)